要約
- エンジニア歴6年のフリーランスエンジニア
- Java(Spring)が得意
- 接客業からプログラマーに転職
- ITの職業訓練校を経て2つのIT企業に入社
- フリーランスエンジニアとして独立
- OKNWカルダノステークプールの立ち上げ
- この経験が他の人の助けになれば
接客業からプログラミングの世界へ
もともとは接客業として6年間働いていました。
その仕事にも徐々に慣れ、日々の業務にも充実感を覚えるようになっていました。
しかしその背後で、年収は200万円にも満たない状況でした。
このままではいけないと将来に不安を感じ、
将来の安定と技術者としてのスキルを身につけたいという思いや、
座ったまま仕事がしたいという思いもあり、(これが一番の理由かも)
6年間の接客業のキャリアを背に、プログラミングの世界への挑戦を決意しました。
職業訓練校での基礎学習
これまでにパソコンを触ってきた経験もなく、ブラインドタッチもまったくできない状態からのスタートでした。
いきなりのIT会社への就職活動はハードルが高いと考え、ITが学べる3ヶ月のコースの職業訓練校に応募し、無事に通ることができ、通うことができました。
職業訓練校ではHTMLとCSSの基礎の講座でした。
それとは別に学校にいる間に暇を見つけてはブラインドタッチの練習を重ねました。
この時期の取り組みが後々のブラインドタッチができるようになったのだと感じています。
職業訓練校在籍中の2ヶ月目から就職活動を開始し、応募した3社のうち2社から内定の機会をいただきました。
その中から、新人研修でプログラミング学習の時間を設けていたので、1社を選びました。
初めてのIT企業に入社
1社目の職場は、ネクタイとスーツで出社する環境で、開発環境はWindowsを利用していました。
(お客さんに直接会うわけでもないのでスーツでの出社には内心の不満を抱えていました。)
電車での通勤で、家から会社までは片道40分かかりました。
最初の3ヶ月間でC言語とC++を使ったプログラミングの基本知識の学習をさせていただきました。
その後にJava(Spring)に関われるプロジェクトに参加しました。
始めはJava(Spring)やSQLの理解に苦しみましたが、持続的に学び続けました。
この仕事の期間中にも自分の技術を高めるためにも、基本情報技術者試験とJavaのSilverとGoldの資格を取得することができました。
1年半在籍し、さらなる成長を求めて退職しました。
IT企業2社目
入社した2社目で重視したのは職場環境でした。
MacBookProで開発をし、私服での出社が可能で、とても快適でした。
給与も1社目と比べて少しは上昇しましたが、全社の昇給ペースを考慮すると大きな変動はなかったようにも思います。
主にJava(Spring)を使用したプロジェクトでしたが、他にもDockerやGit、Reactなどのこれまで触ったことのない技術にも触れる機会をもらえました。
この会社は2年3ヶ月の在籍となってしまいましたが、多くの経験を積むことができました。
素晴らしい先輩方が多くて、今でもリスペクトしています。
ITの知識はもちろんですが、先輩方と一緒に仕事ができたことで、人としても成長できました。
4年間のITでの経験を経て、個人としてのフリーランスで活動をしたいと思うようになり、退職を決意しました。
フリーランスエンジニアとしての新たなスタート
独立後、数社のエージェントを通じて、新しい案件を模索しました。
その結果、いくつかの有望なプロジェクトに参加する機会を得ました。
1つ目の案件はJava(Spring)を中心としたプロジェクトで、Windows環境での開発でした。
全てリモートでの作業となり、無事に案件が終わり契約を終えました。
2つ目の案件もJava(Spring)を使用したもので、Windows環境、フルリモートでの作業をしています。(現在進行形での参加)
4年の経験もあるおかげか、個人でのフリーランスとしても意外となんとかなるものです。
個人的な希望としてはMacBookでの開発が理想なのですが、、MacBookでの案件は少ないようで、その希望では入れていない状態です。
最近はフルリモートの案件が減りつつあるような感じがしていますが、Windows案件ではありますが案件に入らせていただいており、仕事をさせていただいています。
これまでの経験や技術を活かすのはもちろん、技術のキャッチアップもしていきながら案件に貢献できるよう努めています。
カルダノステークプールの立ち上げ
フリーランスの案件をこなしつつ、カルダノプール「OKNW Cardano Pool」を立ち上げることができました。
これまでのITの知識と、「SPO Japan Guild」の存在のおかげでプールを立ち上げることができました。
今でも日々プールが稼働し続けられるよう保守作業を行っています。
教育の分野への挑戦
プログラミングの経験を積む中で、後輩や知人からの質問を受ける機会が増え、教育の分野にも興味を持つようになりました。
実際にオンラインのプログラミングスクールの講師として応募も試みました。
選考過程を経て、ありがたいことに講師としてオファーをいただきましたが、条件面に不安を感じ、このオファーは断ることとなりました。
キャリアチェンジをしてプログラミングの世界へ
私の接客業からITの世界へと飛び込んだ背景は、未経験からのキャリアチェンジを考えている方々にとって参考になると思います。
未経験からのスタートでしたが、今では6年のエンジニア経験とITの資格も取得でき、フリーランスのエンジニアとして仕事をさせていただいています。
初心者時代に直面した困難や疑問を乗り越えてきましたので、同じような立場の方々に寄り添ったアドバイスやサポートが可能です。
キャリアチェンジを考えている方々に対して、私の経験や知識を活かして、サポートやアドバイスを提供していきたいと思っています。
オンラインのプログラミングスクールの講師に応募して、オファーをいただくだけの実力はありますので、ぜひこの機会に頼っていただけたらと思います。
あの時挑戦したからこそ、今こうしてフリーランスのエンジニアとしてフルリモートで仕事ができており、カルダノプールも立ち上げることができたので、とても良かったと思っています。
私の経験が、新しい挑戦をされている皆さんの一助となれば幸いです。
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